天岩戸神社|宮崎県西臼杵郡

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【西本宮】天岩戸を御神体としている

 日の神、アマテラスは弟、スサノオの暴虐ぶりに恐れをなして天岩屋の奥に篭ってしまった。その結果、天上界である高天原は闇に包まれ、下界の中つ国もたちまち太陽を失った。天岩戸の神話である。

日の神が隠れたため、闇世の中で悪神の騒ぐ声が満ちあふれ、悪霊邪気による災禍が降りかかってきた。困り果てた神々は天安河原で鳩首協議をしたあと、イシコリドメは高天原の砂鉄から鏡を、タマノヤは勾玉をつくる。鏡は太陽のシンボル、勾玉は岩屋に隠れた日の神の依代、つまりアマテラスの神霊が乗り移るものをいう。

だが、神々の努力にもかかわらず、高天原は闇におおわれたままだ。そこに登場したのがアメノウズメだ。神がかりになった彼女は乳房もあらわに狂ったように踊る。それを見た神々が高笑いしていると、何事かと思ったアマテラスが岩屋戸から顔を覗かせ、扉の隙間から怪力のアメノタジカラオ(天手力男神)が日の神の手をとって外に引き出した。こうして高天原と中つ国に太陽の輝きが甦ったのである。

天岩戸神社のルーツは天岩戸の神話。祭神は東本宮がアマテラス、西本宮はアマテラスの別名オオヒルノミコト(大日霊尊)。降臨したニニギが創建したと伝える。

安芸には神楽殿で三十三番の神楽が舞われる。香具山の榊を立てて舞う「柴引」から、アマテラスが岩屋の外に出るまでを舞う「舞開」までの六番は天岩戸の神話にちなみ、特別に「岩戸六番」と呼ばれている。

 

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石を担ぎ上げた像は、鳥居前にある手刀雄命の像。手刀雄命が天岩戸を開けようとしたといわれる。

町天然記念物にしていされている古代いちょうや、樹齢約600年の根が繋がった七本杉は、神域を守るかのようにそびえ立ち豊かな自然に囲まれる。

 

主祭神

【西本宮】    大日霎尊(おおひるめのみこと) 

【東本宮】    天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)

 

祭典の日程

 1月 1日     元旦祭

 5月 2日    春季大祭

 5月 3日    〃

 6月30日    夏越の大祓

 9月22日    秋季大祭

 9月23日    〃

11月 3日    天岩戸夜神楽三十三番大公開祭

12月31日    年越の大祓

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