春日大社|奈良県奈良市

kasuga

朱塗りの柱に白壁の壮麗な社殿が、参拝者を古の時代へと誘う。およそ1300年前の奈良時代、平城京守護のため鹿島神宮から武甕槌命を祀ったのが始まり。境内には縁結びの夫婦大国社や、金運の神様を祀る金龍神社などもある。平成10年には「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録された。

奈良といえば、鹿。というふうにすっかり奈良のシンボルとなってしまいました鹿は、もともと春日大社の御眷属であり、御祭神である武甕槌命とともに、はるばる茨城県の鹿島神宮からやってきたと伝えられています。

逆L字型をしている日本列島。その東端にあたる鹿島神宮から平城の都を守るために、鹿の背に乗ってあらわれた御祭神。剣の神である武甕槌命は覆い被さるものを打ち破っていくパワーを持っています。また鹿島神宮のある東という方角は、陰陽五行道でいうところの「春」を象徴。さまざまなものが芽吹き、はじめの一歩を踏み出す季節です。すなわち、新芽を出すために、土を持ち上げ突き破る強さ。それこそが春日大社の御神氣だといえるでしょう。平城京に都を定め、政をはじめるときに、藤原氏がこの神を必要とした理由は、そんなところにあったのかもしれません。

国宝にも指定されている春日造の本殿の中には、参拝者のための瞑想室が設けられています。入室するには簡単な手続きが必要になりますが、BGMに祝詞の流れるこの部屋へは、基本的に誰でも出入りすることができます。春日大社のように、こういう場所が開放されている神社は希少ですので、参拝時にはここで、静かな時間を持ち、深く自分の内面と向き合いながら、神様と対話してみては。設置されている参拝者用カルテには、心のわだかまりや、今抱えている問題を書いてみてください。神様が受け止めてくれるのはもちろんのこと、自分の心を整理するよい機会となるでしょう。

主祭神

武甕槌命(たけみかづちのみこと) 

経津主命(ふつぬしのみこと)

天児屋根命(あめのこやねのみこと)

比売神(ひめがみ)

祭典の日程

 

 

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