大神神社|奈良県桜井市

oomiwa

奈良盆地の東南部、「三諸の神奈備(神のいる場所)」といわれる聖なる山・三輪山のふもとに、大和国一の宮の大神神社があります。大神神社の御神体は三輪山そのもの。拝殿はあるものの本殿はないという珍しい神社です。拝殿の奥は、もうそこはお山で、重要文化財である珍しい形の三ツ鳥居が立ち、お山と境内をくっきりと隔てています。偉大なる自然の力を、神として崇拝してきた、古代人の考える神と人、天と人との関係が、ここではしっかり形を留めているかのようです。

霊山・三輪山は、おだやかな稜線を見せる美しい山で、その安定した円錐形の姿は、まるで天から降り注ぐ光柱の「受け皿」のような存在に見えます。御神体・三輪山は天の氣を地上で受け止め、この世にしっかりとした神柱を立てるための、土台となる役目を果たしているのです。

大神神社の御祭神の大物主大神とは、日本の国を造った大国主命の和魂の部分だとされています。本来、魂は「和魂」=無から有を生む力、「荒魂=現実界に和魂・幸魂・奇魂を行使・発露させる力」という四つの純粋な働きを持っているといわれていますが、その中の和魂の部分だけということは、つまり「和」のエネルギーが非常に強い神社だということがわかります。

加えて、大国主命は、ものごとをまとめていく神様です。単純に「争いを和する」だけでなく、「意志の力で粘り強く交渉し、現実世界をまとめて結果を出していく」。このまとめあげる「和」の力が、やがて「商売繁盛」といった気質につながるとも見てとれます。人間関係、恋愛、離婚問題、訴訟ごとなどのあらゆるトラブルに見舞われた際、「和」を大切にする大神神社の御神気は、スムーズな解決への道程を指し示してくれるはずです。

万能の神である大神様は、とくに男性を美男子にしてくれる功徳も持っています。女性が美しくなる神社というのは、いくつもありますが、美男子になる神社というのはあまりありません。どんな男性でも男性的魅力を持っているのですが、それを見事に引き出してくれます。人によっては、潜在意識でその男性的魅力を出したくないと思っている人もいるのですが、そんな出したくない心を打破してくれます。

主祭神

大物主大神(おおものぬしのおおかみ)

主な祭典の日程

 1月 1日        初詣   繞道祭

 2月 3日        節分祭 福寿豆撒き式

 2月 6日        おんだ祭 豊年講大祭

 3月22日        春の講社崇敬会大祭 第1日

 3月23日        春の講社崇敬会大祭 第2日

 4月 9日        春の大神祭

 4月10日        後宴能(於祈祷殿前特設舞台)

 4月18日        鎮花祭(薬まつり)

 6月17日        率川神社三枝祭(ゆりまつり)

 6月25日        御田植祭(於 大美和の杜神饌田)

 7月31日        綱越神社例祭(おんぱら祭)   おんぱら祭奉納花火大会

 9月 8日        観月祭  

10月24日        秋の大神祭

11月14日        醸造安全祈願祭(酒まつり)

11月23日        新嘗祭 農林産物品評会

12月31日        大祓  除夜祭

タグ

2014年9月26日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:奈良県

春日大社|奈良県奈良市

kasuga

朱塗りの柱に白壁の壮麗な社殿が、参拝者を古の時代へと誘う。およそ1300年前の奈良時代、平城京守護のため鹿島神宮から武甕槌命を祀ったのが始まり。境内には縁結びの夫婦大国社や、金運の神様を祀る金龍神社などもある。平成10年には「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録された。

奈良といえば、鹿。というふうにすっかり奈良のシンボルとなってしまいました鹿は、もともと春日大社の御眷属であり、御祭神である武甕槌命とともに、はるばる茨城県の鹿島神宮からやってきたと伝えられています。

逆L字型をしている日本列島。その東端にあたる鹿島神宮から平城の都を守るために、鹿の背に乗ってあらわれた御祭神。剣の神である武甕槌命は覆い被さるものを打ち破っていくパワーを持っています。また鹿島神宮のある東という方角は、陰陽五行道でいうところの「春」を象徴。さまざまなものが芽吹き、はじめの一歩を踏み出す季節です。すなわち、新芽を出すために、土を持ち上げ突き破る強さ。それこそが春日大社の御神氣だといえるでしょう。平城京に都を定め、政をはじめるときに、藤原氏がこの神を必要とした理由は、そんなところにあったのかもしれません。

国宝にも指定されている春日造の本殿の中には、参拝者のための瞑想室が設けられています。入室するには簡単な手続きが必要になりますが、BGMに祝詞の流れるこの部屋へは、基本的に誰でも出入りすることができます。春日大社のように、こういう場所が開放されている神社は希少ですので、参拝時にはここで、静かな時間を持ち、深く自分の内面と向き合いながら、神様と対話してみては。設置されている参拝者用カルテには、心のわだかまりや、今抱えている問題を書いてみてください。神様が受け止めてくれるのはもちろんのこと、自分の心を整理するよい機会となるでしょう。

主祭神

武甕槌命(たけみかづちのみこと) 

経津主命(ふつぬしのみこと)

天児屋根命(あめのこやねのみこと)

比売神(ひめがみ)

祭典の日程

 

 

タグ

2014年9月22日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:奈良県

このページの先頭へ